環境

E・Jグループの描くシナリオは、これまでの建設コンサルタント業が作る側であったのに対し、これからの建設コンサルタント業は、守る側になるのだと考えています。「安全・安心」や産業の発展、生活向上などのために創ることは必要です。ただ、不可逆的な開発には、持続可能な地球環境への大いなる配慮が必要であり、私たちはそれを守っていかなくてはなりません。地球環境にやさしい技術で、循環型の社会を創り出していくことが、これからの使命です。

事業を通じた環境への貢献

建設コンサルタントの事業は、社会が進んでいく未来に向けて、その目指す環境を下支えしていく社会資本整備に携わっています。この視点からも人類が目指している環境負荷を軽減し、循環型の社会形成に事業を通じた貢献が求められます。グループでは、この領域おいて既に多くの実績をあげています。

環境負荷の軽減

地域住民の意見を反映したインフラ整備

2015 年の国連サミットでSDGsが採択され、「 持続可能な社会の構築 」が求められ、様々なステークホルダーに対して、より一層責任ある行動が必要とされています。グループ会社㈱ダイミックでは、面整備事業においても出来る限りの環境負荷の軽減に取り組んでいます。事業計画段階から地域の有識者、専門家との環境保全のための検討協議を重ね、ホームページ等で情報を公開し、地域住民等からの意見も反映した保全計画を策定しています。さらに保全対策の実施(ミティゲーション)、対策効果検証のための事後調査(フォローアップ)、維持管理(アダプティブマネジメント)のPDCAサイクルを関係者が協働で行い、 地域の自然と調和した面整備を推進しています。   E・Jグループでは、他のグループ会社においても環境保全への積極的な取り組みを進めており、既存事業における環境への配慮・保全、さらには長期的視点による環境増進をテーマにした新しい形のインフラ整備などの研究・開発にも取り組んでいます。

宇都宮市駅パーク板戸

宇都宮美術館・
うつのみや文化の森

環境保全検討会議

環境学習風景

環境に配慮した製品開発

地域産業の振興

徳島県那賀町で木材加工を中心に事業展開をしているグループ会社㈱那賀ウッドでは、町産杉を粉砕加工した品質の高い木粉とプラスチックの混合材料でできたうちわを商品化しました。うちわの骨に木粉を体積比50%配合することにより、プラスチック代替、プラスチックごみの削減、未利用材の有効活用などの様々な効果が期待できます。その他、那賀ウッドでは、木粉を活用した、消臭性・吸水性・抗菌性などの機能性が高く環境に優しい「木粉簡易トイレ」を商品化しております。今後もこのような環境に配慮した製品開発、販売を通じて持続可能な社会に貢献します。

木粉配合のECOうちわ

木粉簡易トイレ

環境負荷軽減

廃棄物処理施設整備プロジェクト

近年、海洋プラスチックごみが大きな社会問題となっています。環境保全は人類の生存基盤に関わる極めて重要な課題です。E・Jグループは、「持続可能な社会の構築」を目指し、環境保全の一翼を担う廃棄物処理施設への取り組みを強化してきました。現在までの10年間で、PFI※・DBO※事業として34箇所のごみ焼却施設を手掛け、豊富な経験に基づく最新の知見を提供してきました。廃棄物に関する専門技術集団として、国民が 安全、快適、衛生的な生活を送ることが出来るよう、処理計画策定、施設整備アドバイザ リー業務等を行い、発注者を支援していきます。

  • ※PFI(Private Finance Initiative):民間資金を利用して民間に施設整備と公共サービスの提供をゆだねる手法
  • ※DBO(Design Build and Operate):民間事業者が対象施設の設計・建設・運営を一括して行う方式

エコエイトやつしろ
(八代市)

伊那クリーンセンター
(上伊那広域連合)

生物多様性

基礎調査/レポート/保全活動計画

生物多様性の危機は、私たちの身近な自然や生活環境にも刻々と影響を及ぼし始めており、E・Jグループとしてもその保全や啓発に取り組んでいます。岡山県真庭市では、2012年から生物多様性に関わる基礎調査を計画的に行い、専門家などの情報をもとに、動植物の生物目録や絶滅危惧種の状況についてとりまとめました。また、生物多様性保全の意味を市民に広く知ってもらうため、地元ならではの魅力的な自然やそこに生息する様々な生きもの、自然の恵みを上手に利用しながら暮らす、人と自然との関わりなどを紹介したガイドブック(冊子)を作成しました。さらに、地域住民や活動グループらが連携し生物多様性の保全に関わる保全活動計画の策定や環境教育などの企画・運営を行っています。

野外学習風景

環境科学研究者への支援

公益財団法人 八雲環境科学振興財団の支援

E・Jグループは、環境科学に関する調査研究の推進や創造性豊かな研究者の養成を助成する、公益財団法人八雲環境科学振興財団を支援しています、同財団はこれまでに、総額2億円、約400件の研究助成を実施しています。また、2019年度からは環境研究助成事業特定研究助成対象者の最も優れた研究助成者に対して表彰する「 八雲賞 」も実施しています。これからの時代に重要となる環境科学の振興には、環境の大切さと科学への興味を持ってもらうことが不可欠です。同財団では、これからの世代を担う人財育成にも努めています。

シンポジウム

第1回八雲賞受賞

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