ご挨拶

今日の環境問題は、従来の公害問題とは異なり、日常的な事業活動や生活活動に起因する部分が非常に多く、また、地球環境問題が示すように空間的・時間的広がりをもつ深刻な問題であります。岡山県は、南は瀬戸内海、北は中国山地の山並みに抱かれ、豊かな自然と温暖な気候に恵まれ、また、地震や風水害が少なく、水資源も豊富にあります。こうした風土を背景に、古代吉備文化に代表される古い歴史と多彩な文化を持つ住みよい地域であります。しかし、より便利で快適な暮らしへと進展していく中で、現状の自然環境,社会環境,生活環境などは必ずしもバランスのとれた状態とは言い難く、多くの問題を抱えているものと思われます。

株式会社エイト日本技術開発は、昭和30年に八雲測量社として創業し、今日まで「自然を知り大地を活かす」を社詞に掲げ、地域の社会資本整備の要請に応えて参りました。これまでの足跡を振り返りますと、今日の成果を成し遂げることができたのも、社会全般よりのご指導とご支援によるものと深く感謝するとともに、これまで以上の社会貢献ができないかと日頃配意しておりました。

このような中で、21世紀に向けた「環境」に関するテーマについて、産官学がより一体となった学術研究面での充実および地球環境保全を視野に入れた国際的な意識の醸成を奨励することが必要であると考えました。そして、環境科学に関する調査研究の推進や創造性豊かな研究者の養成を支援することにより、岡山県における学術および技術開発の進展並びに国際研究交流の増進に貢献していくことを目的として、平成10年7月29日、「財団法人八雲環境科学振興財団」が設立されました。

代表理事 小谷 裕司

今後とも当財団の育成につきまして、御協力、御支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


公益財団法人 八雲環境科学振興財団
代表理事 小谷 裕司